「随喜の功徳」と書かれた募金リンクを見て、心が動くでしょうか? しかし、慌ててリンクを開けてはいけません! 最近、一部の組織や個人がネットプラットフォームを利用し、宗教名目で募金活動を行う事例が見つかっています。今日は2つの事例を通じて、関連する法律や法規をご紹介します。
事例1:オンライン瓦寄進? 違反です!
杭州の某寺院は『インターネット宗教情報サービス許可証』を取得していましたが、微信公式アカウントで「殿堂修復瓦寄進」コーナーを設け、オンライン募金を行った行為が関連規定に違反したため、宗教民族事務部門から厳重な処分を受けました。
事例2:オンライン「仏様へのお供え」「寺院建設支援」? 閉鎖!
杭州の某文化メディア会社がECプラットフォームに出店し、「僧侶への斎食供養」「寺院建設支援」などの宗教的供養リンクを出品し、違法に募金活動を行っていました。関連店舗は法律やプラットフォーム規約に基づき閉鎖されました。
法律関連条項リンク
『インターネット宗教情報サービス管理弁法』第十九条:いかなる組織または個人も、インターネット上で宗教名義による募金活動を行ってはならない。
宗教団体、宗教系学校及び宗教活動場所が設立した慈善組織がインターネット上で慈善募金を行う場合は、『中華人民共和国慈善法』の関連規定に合致しなければならない。
インターネットは「賽銭(香火錢)」のATMではありません。宗教の旗印を掲げてネット上で「托鉢(布施を請う行為)」を行う行為は、いずれも法の赤線に触れるものです。広大な信教者の方々やネットユーザーの皆様には、警戒心を高め、目を光らせ、騙されないようお願いします。
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