釈迦牟尼仏誕生祭 霊隠寺で灌仏会を挙行

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5月5日(乙巳年旧暦4月8日)、釈迦牟尼仏の誕生を祝う日を迎え、杭州霊隠寺では早朝より乙巳年仏誕生灌仏会を厳修。この功徳をもって、風雨順調・国家安泰・仏法隆盛・法灯不滅を祈念した。

午前4時45分、霊隠寺の僧侶たちは法衣を整え、鐘の音に合わせ三拝した後、「南無釈迦牟尼仏」の聖号を唱えながら儀仗隊を従え客殿へ向かい、釈迦太子像を恭しく迎え入れ、香湯を満たした九龍金盆に安置した。

 大雄宝殿には読経の声が清らかに響き渡る中、参列者一同は釈迦如来が王宮の栄華を捨て雪山で修行され、19歳で出家、30歳で悟りを開き、80余年にわたり五千余巻の経典を説き、三乗の教えをもって衆生を導かれたことを偲んだ。 

智光監院が香湯を三度に分けて太子像を灌沐した後、参列者が順次灌仏を執行。国家隆昌と仏法久住、一切衆生が煩悩の塵を離れ速やかに清浄法身を証得するよう祈願を込めた。


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